齲蝕とは虫歯の原因菌により産生された酸によって歯の歯質が溶けることをいいます。
一度溶けた歯は元に戻らないと言われてきました。
そのためこれまで虫歯を見つけると早期治療のもとに健康な歯質を削り、人工物を詰め、さらに虫歯が進行すると被せるのが一般的な治療でした。
浅野歯科では以前よりICDASの考えを基本に診断し、MI(ミニマム インターベンション)の必要最小だけ歯を削って治す治療を実践してきました。
しかしながら、いくら最小限とはいえ人工物は生まれ持った歯には勝てません。
そこで浅野歯科ではなぜ治療が必要になったかを考えました。
その解決策は虫歯のできない環境をつくることです。
私どもはその環境をつくるためにSMT(唾液検査)等を行い、口腔清掃法の見直し、食事指導、むし歯にならない食品などから、唾液の作用に至るまで専門知識を駆使して、虫歯のできない環境への道筋を専門的にアドバイスしています。
虫歯予防に関心のある方一度ご相談ください。
ご存知ですか!!
学校検診・企業検診等で指摘される虫歯の評価が世界基準でないのを!
世界の多くの国でICDAS(アイシーダス)を採用しています。
今まで、虫歯は治ることがなくどんどん進行するものだから、見つけたらすぐ削るという早期発見・早期治療が虫歯治療の常識でした。
しかし、初期虫歯は再石灰化し治ることや進行が止まることが常識になった今、食事指導・口腔衛生指導等の虫歯予防で、削らないで経過観察することも選択肢の1つになりました。
ICDASとは今までの虫歯の評価に対して虫歯の経時的変化等を考慮したものです。
虫歯を削るかどうかの判断は一度の検診では充分にわかりません。
継続的に受診されることによって可能になります。
これは厚生労働省が提唱する保険制度「かかりつけ歯科医」に合致します。
浅野歯科で何十年も前より臨床経験から虫歯の経時的変化を考え、臨床で実施してきたことが最近日本でも注目されるようになり心強く思っています。
虫歯ができるメカニズムを理解し、それに基づいた正しい診断をします。
そのうえで、できるだけ歯牙への侵襲の少ないう蝕処置をおこなう治療法です。
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